簿ケースで学ぶ簿記3級
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本書の使い方

どこから読み、どう復習すればよいか。この教科書の歩き方を3分でまとめた。

読了目安 3分
このページの目次▼
  1. 01この本の特徴
  2. 026種類のボックス
  3. 03おすすめの学習の進め方
  4. 04出題範囲について

01この本の特徴

この本は、試験に受かるためだけの教科書ではない。もちろん、日商簿記3級の出題範囲はすべてカバーしている。だが、それ以上に目指しているのは、あなたが数字の裏にある「会社の生と死」を読めるようになることだ。

深夜の高速バス、京都の学生街の牛丼チェーン、24時間ジム、食肉卸、そして赤字のSaaS企業。本書の舞台は、あなたが明日にでも目にする身近なビジネスばかりだ。その裏側で、簿記のルールがどのように会社を守り、あるいは見落とされたときにどう会社を殺すのかを、1章ずつ解き明かしていく。

収録

21章+付録4本

3級の全論点を網羅

問い

21の問い

各章の冒頭で提示

演習

確認問題・仕訳道場・模擬試験

すべて解答・解説つき

026種類のボックス

各章は、次のボックスを組み合わせて構成されている。色と役割を覚えておくと、復習のときに目的の情報へ一瞬でたどり着ける。

QUESTION ― この章の問い

各章は「問い」から始まる

身近な会社で起こる、直感に反する出来事。その理由を考えることが、各章の入り口になる。答えは、章の後半の「答え合わせ」で明かされる。

THINK ― 判断してみよう

「判断してみよう」は黄色のボックスに

経営判断を問うケース。自分なりの答えを考えてから、下のボタンを開いて考え方の例と照らし合わせてほしい。

考え方の例を見る▼

こんなふうに、解答や解説は折りたたまれている。まず自分の頭で考えることが、最も効果的な学習法だ。

仕訳とT字勘定は、次のような表で示す。左の青い列が借方、右の赤い列が貸方だ。

仕訳例:牛肉30万円分を、代金は後払い(掛け)で仕入れた
借方科目金額貸方科目金額
仕入300,000買掛金300,000
現金
借方貸方
前期繰越500,000仕入120,000
売上380,000次期繰越760,000
880,000880,000

03おすすめの学習の進め方

合格までの4ステップ

  1. 1

    1周目:物語として通読する

    確認問題は飛ばしてよい。まずは「なぜそうなるのか」をつかむ。序章から終章まで、一気に読み切ることを優先しよう

  2. 2

    2周目:仕訳を手で書く

    各章の例題と確認問題を、紙に仕訳を書きながら解く。解答を見る前に必ず自分で書くこと

  3. 3

    仕訳道場で反復する

    付録Cの仕訳問題を、1問30秒以内で解けるまで繰り返す。第1問(45点)はここで決まる

  4. 4

    決算問題と模擬試験で仕上げる

    第18・19章の総合例題と付録Bの攻略法を確認したら、付録Dの模擬試験を60分で解く。そのうえで、ネット試験の模擬問題や過去問で時間配分を体に覚え込ませる

04出題範囲について

2026年度(2027年3月まで)の試験の出題範囲を完全にカバーしている。2027年4月以降の試験で予定されている改定点(2025年12月公表の暫定版)にも対応し、追加される論点には 2027年度〜、範囲から外れる見込みの論点には 2027年度〜範囲外 の印をつけている。受験前には、日本商工会議所の公式情報で最新の出題範囲を必ず確認してほしい。

※本書に登場する企業・人物・数値は、学習用に設計した架空のものです。実在の企業・団体とは関係ありません。スマートフォンでの閲覧に最適化しています。